BYD SEALのV2Lって何ができる?|災害・アウトドアで使える給電機能を調べてみた

BYD SEALを買ってから、個人的にちょっと気になっていた機能があります。

それが**V2L(Vehicle to Load)**です。

EVというと「走るための車」というイメージがありますが、V2Lを使えば、車に貯めた電気を外部の電化製品に使うことができます。

キャンプやアウトドアで使ったり、停電時の電源として使ったり。

「これ、実際どれくらい使えるんだろう?」

と思ったので、今回はBYD SEALのV2Lについて調べてみました。

※この記事では、現時点で僕自身がV2Lを実際に使用した体験ではなく、BYD公式の仕様をもとに紹介しています。

V2Lってそもそも何?

V2Lは、

Vehicle to Load

の略です。

簡単に言うと、

「車のバッテリーに貯めた電気を、外で使う」

ための機能です。

普通の車なら、エンジンを動かさないと大きな電力を取り出すことはできません。

EVの場合は、大容量のバッテリーを積んでいるので、その電気を外部の電化製品に供給することができます。

BYD SEALにも、このV2L機能が搭載されています。

BYD SEALは最大1,500WのV2Lに対応

BYD公式では、SEAL用のV2Lアダプターが用意されています。

このV2Lアダプターを使用すると、

AC100V・最大1,500W

で電化製品を使用できます。

例えば、

  • コーヒーメーカー
  • 炊飯器
  • ホットプレート
  • 扇風機
  • 小型家電
  • スマートフォンの充電

などが考えられます。

ただし、使用する電化製品によっては対応できない場合があります。

また、消費電力が1,500Wを超えると、給電停止や出力低下になる場合があるため、何でも使えるわけではありません。

キャンプで使ったらかなり便利そう

個人的にV2Lで一番イメージしやすいのがアウトドアです。

例えばキャンプにBYD SEALで行って、

車から電源を取ってコーヒーメーカーを使う。

炊飯器でご飯を炊く。

スマホを充電する。

扇風機を使う。

こういう使い方ができます。

ポータブル電源を別に持っていくのとは違って、車そのものが大容量のバッテリーになっているのが面白いところです。

災害や停電時にも使える

V2Lのもう一つのメリットが、停電時の電源として使えることです。

停電すると、

  • スマートフォン
  • 照明
  • 扇風機
  • 小型家電

など、電気が必要なものが一気に使えなくなります。

そんなときにEVのバッテリーから電気を取り出せれば、最低限の電源を確保できます。

もちろん、家全体に電気を供給するV2Hとは違います。

V2Lは基本的に、V2L対応機器を介して電化製品へ電気を供給する仕組みです。

そのため、

V2L=家全体を普通に動かせる

という意味ではありません。

V2LとV2Hは何が違う?

ここは少しややこしいところです。

V2L

車 → 電化製品

という使い方。

キャンプやアウトドア、停電時の電源などに向いています。

V2H

車 → 家

という使い方。

V2H機器を設置することで、EVの電力を住宅側へ供給できます。

BYD公式でも、SEALはV2Hに対応すると案内されています。

V2Hの場合は設備が必要になるため、V2Lよりも大掛かりです。

太陽光発電との組み合わせも気になる

我が家には約5.4kWの太陽光発電があります。

蓄電池はありません。

普段は太陽光で発電した電気を家で使ったり、余った電気を売ったりしています。

ここにEVが加わると、

太陽光 → EV → 電化製品

という電気の使い方もできるようになります。

V2Lを実際に使う機会があれば、

「太陽光で発電した電気をSEALに貯めて、外で使う」

という使い方も試してみたいと思っています。

1,500Wなら何が使える?

1,500Wという数字だけ見ると分かりにくいので、ざっくり考えてみます。

例えば、

500Wの電化製品

なら、理論上は最大出力1,500Wの範囲内です。

ただし、電化製品には起動時に大きな電力が必要になるものもあります。

そのため、

「消費電力が1,500W以下なら絶対に使える」

とは限りません。

BYD公式でも、定格消費電力が1,500W以下でも、機器の特性によっては使用できない場合があると案内されています。

実際に使用するときは、接続する機器の消費電力を確認したほうがよさそうです。

V2Lアダプターは必要

V2Lを使うには、V2Lアダプターなどの対応機器が必要です。

車にコンセントがそのまま付いていて、そこに家電を挿せば使えるというわけではありません。

BYD公式では、SEAL用のV2Lアダプターをオプションとして案内しています。

また、SEALの急速充電ポートからは、市販のV2L機器にも対応するとされています。

ただし、対応する機器については、BYD正規ディーラーや各充電機器メーカーへの確認が必要です。

実際にV2Lを買うべき?

ここは僕自身もまだ検討中です。

V2Lは便利そうですが、

「普段からどれくらい使うのか?」

というところが重要だと思っています。

キャンプやアウトドアをよくする人なら、使う機会は多そうです。

一方で、普段ほとんど家電を外で使わないなら、購入しても使う機会が少ないかもしれません。

我が家の場合は太陽光発電もあるので、

停電時の非常用電源として使える

というところには魅力を感じています。

今後、実際にV2Lアダプターを購入することがあれば、実際に家電を接続してレビューしてみたいと思います。

まとめ

BYD SEALのV2Lは、

「EVのバッテリーを外部電源として使える機能」

です。

BYD公式では、専用V2Lアダプターを使用することで、AC100V・最大1,500Wの電力を電化製品へ供給できるとされています。

アウトドアではもちろん、停電時の非常用電源としても使えるのが魅力です。

我が家は太陽光発電もあるので、今後V2Lを実際に導入したら、

  • どんな家電が使えるのか
  • どれくらい電池が減るのか
  • 太陽光発電との組み合わせ
  • 実際に非常用電源として使えるのか

なども試してみたいと思います。

EVは「走るためだけのバッテリー」ではない。

V2Lについて調べてみて、そんなところもEVの面白さだと感じました。

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